10月 2008 のアーカイブ
九十九電機,民事再生手続きを申し立て。事実上の破綻か
九十九電機株式会社は,本日10:00に東京地方裁判所に対して民事再生手続き開始決定の申し立てを行い,受理された。負債総額は約110億円(2008年8月末日時点)。
昨今は一部代理店などに対する未払いが発生していると,市場関係者の間で話題になっていた。
同社が代理店などの債権者に対して行った説明によると,バブル期の不動産取得や業務拡大に伴う多額の借り入れが,今回,民事再生手続きを申請した最大の原因であるとのことだ。
同社はここ数年,財務リストラや経営の改善を行うとともに,好調な売り上げを得たことで借入金を大幅に縮小してきたが,最近はPCパーツなど海外仕入れの増加による支払い期間の短縮化や,通信販売,カード決済手数料の増加,競争激化にともなう利益率の低下によって運転資金の調達が急務となっていた。このため不動産の売却などを含め,金融機関からの資金調達を受けるべく協議を続けてきたが,最終的に追加融資を受けることができず,資金繰りに窮する形となったようだ。
泰葉「彼も理解してくれた」小朝批判終結
歌手泰葉(47)が29日、都内のホテルで、昨年11月に離婚した春風亭小朝(53)を「金髪豚野郎」などとブログで攻撃した一連の騒動の“終結”会見を行った。27日深夜に小朝と電話で話したという泰葉は「たくさんの暴言をわびて、彼も理解してくれた」。最後には「人間はダメだけど、高座はすごいから」と、落語界に対し小朝に大名跡「三遊亭円朝」を襲名させてほしいと嘆願した。
会見冒頭で「今日は厳しく糾弾してください」と要望した泰葉のブログ攻撃は、来年3月の東京・明治座「三平物語」で小朝が演出・出演を断ったことがきっかけだった。同公演は泰葉の初プロデュース。小朝も演出・出演を承諾したが、離婚し泰葉がプロデュースを降りた後に、小朝が両方とも辞めたことを泰葉が知り、「愛する父への冒とくだ」と激怒した。
「7月から脅迫メールを送り始め、1日100件以上、『小朝、死ね、死ね、死ね』というのもあった」。26日に上野公園音楽祭出演をキャンセルした際、泰葉が「小朝側から圧力があった」という内容のファクスを流し、小朝側も圧力を否定するファクスを流す騒ぎにエスカレート。だが、27日深夜に小朝と久しぶりに1時間半電話で話し合い、和解したという。「一生懸命暴れて、私の思いも彼に伝わった。たくさんの暴言をわびて、彼も理解してくださった。やって良かったと思う」。
そのため、「終結」会見となったが、低血糖の泰葉は何度も黒砂糖をなめながら、テンション高く話し続けた。金びょうぶ前で離婚会見したこともあって、ホテル側から「金びょうぶはどうしますか」と聞かれたが「今日は真剣勝負だから」と断ったという。
さらには海老名家からの勘当も明かした。「9月に慰謝料で買ったマンションで母(香葉子さん)に『小朝をとるか、私をとるか』迫ったら、『うちは落語家の家だから小朝をとる』と言われ、勘当してほしいと言った。今回のことでは申し訳なく思ってます。でも、爆弾女なので、勘当はとかないでほしいです」。再デビューをめぐる谷村新司の事務所社長との確執については「9月20日にリリースしたかったが、延び延びになった」と妨害があったことをほのめかした。
一連の騒動は泰葉の独り相撲の様相だったが「父三平は私の危険因子を心配していた。父だったら、丸ごと受け止めてくれたと思う」と涙をみせた。最後に話したのが、小朝に落語中興の祖「三遊亭円朝」の大名跡を襲名させてほしいという落語界への嘆願だった。「人間はダメだけど、高座はすごい。本人は神様の名だからダメと言ったけど、襲名に尽力してほしい。命をかけて『金髪豚野郎』と言った私の最後のお願いです」としめくくった。
GMとクライスラー、週末に合併発表へ
国のGM(ゼネラルモーターズ)とクライスラーグループが合併で合意し、今週末までに発表する段取りとなった。ほぼ100年にわたって続いた米ビッグ3体制は、合併会社とフォードモーターの「ビッグ2」に再編される。
クライスラーの筆頭株主である米投資ファンド、サーベラス・キャピタル・マネジメントがクライスラーの自動車事業をGMに売却。また、サーベラスは同社が51%、GMが49%を保有するGM系の金融会社GMACの全株式を取得する。
両社の合併については、米政府が7000億ドル(約70兆円)の公的資金枠を設定している金融安定化法の支援対象を自動車系の金融会社にも広げることとした。また9月末に決まっていた自動車業界向けの250億ドル(2兆5000億円)の政府保証融資についても早期に実行するなど、合併を支援する動きとなっていた。
GMとクライスラーは、米国新車市場の落ち込みで経営が悪化、とくにGMは6月末の債務超過が570億ドル(5兆7000億円)になる一方、資金流出により手元資金が急速に細るなど危機的状況に陥っていた。
エイベックス社長室長が経営する芸能プロ、暴力団員の元マネージャーが「振り込め詐欺」で1年前に逮捕
本誌既報のように、音楽業界大手「エイベックス・グループ・ホールディングス」の松浦勝人社長らによる「脅迫・監禁」疑惑が表面化した。これを真っ先に報道したのは「週刊金曜日」(10月10日号)だったが、その後、大手マスコミが後追いする気配はまったく見られない。脅迫・監禁されたとする被害者本人が様々な事情のため〝口を割らない〟という状況はあるにせよ、これだけの〝重大疑惑〟である。なんとも不思議な展開だ。
そうした中、エイベックス社長室長の遠藤日出樹氏が経営する芸能プロダクション「フィットワン」(東京・目黒区)の元マネージャーNが昨年6月15日、振り込め詐欺で逮捕されていたことが分かった。Nらは、鹿児島市の無職女性宅に電話し、女性の長女が勤める小学校の校長や教諭になりすまし金を騙し取ったという。
このNは逮捕される直前までフィットワン所属のタレント乙葉のマネージャーをしていたが、実は〝裏の顔〟も持っていた。山口組系太田会傘下の3次団体の組員であったことが捜査当局によって確認されているのだ。
ちなみに、フィットワンは95年10月の設立。乙葉のほか大原かおり、星井七瀬、ローラ・チャン、佐藤寛子、加藤沙耶香、次原かな、喜屋武ちあき、杉原杏璃、野田彩加、嘉陽愛子、吉木りさ、吉川麻衣子、島野亜希子、香島アヤ、堂上静華、木村和可、松井涼子、松田直樹、さいきあさ、ニーナ南、森川ゆきえ、小野雅美、上原歩、星野加奈、松本亜希、杏那、鈴木葉月、畑田亜希、西垣梓、山名裕子、水戸部泉など多数の女性タレントを擁している。
エイベックス系の芸能プロと言ってよい「フィットワン」で、現役の暴力団員が堂々とマネージャーをやっていたわけだが、何故かN逮捕時に大きな話題にもならず立ち消えになっている。この時、テレビなどの大手マスコミは、エイベックス、フィットワンそして暴力団員Nなどの関係を明確に知りながらも、敢えて踏み込まずに〝自主規制〟した経緯があったようである。しかし、よくよく考えてみれば、有名タレントのマネージャーが現役組員というのは大きなスキャンダルではなかったのか。
【冒頭写真=エイベックス系の有名芸能プロ「フィットワン」の登記簿謄本。エイベックス社長室長の遠藤日出樹氏が代表取締役に就いている。下写真=「フィットワン」のホームページ】




